体験トレーニング好評受付中

筋トレ前後の食事メニューとタイミングについて

「筋トレ前後の食事メニューとタイミングについて」のサムネイル画像 食事・栄養管理

「筋トレ前って、何をどれくらい食べればいいの?」 「筋トレ後は、すぐにプロテインを飲んだ方がいいって本当?」

筋トレを頑張っている人にとって、食事はトレーニングと同じくらい重要です。しかし、何を食べればいいのか、どのタイミングで食べればいいのか、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、パーソナルジムのトレーナーが実践している、筋トレ前後の食事メニューと、効果を最大限に引き出すためのベストなタイミングについて、初心者にもわかりやすく解説します。

正しい食事法を身につけて、あなたのトレーニング効果を劇的に向上させましょう。

筋トレ前の食事|エネルギーをチャージする

「筋トレ前の食事|エネルギーをチャージする」の画像

筋トレ前の食事は、トレーニング中に力を出しきるためのガソリンです。エネルギーが不足していると、力が出せないだけでなく、筋肉が分解されてしまうリスクもあります。

筋トレ2時間前~3時間前:消化の良い「主食」を摂る

  • 目的: 消化に時間をかけ、トレーニング中にエネルギーが枯渇しないようにする。
  • メニュー:
    • 白米: 消化が良く、トレーニングのエネルギー源になります。
    • うどん: 同様に消化が良いため、おすすめです。
    • 鶏肉のささみや胸肉: タンパク質を補給することで、筋肉の分解を防ぎます
    • 野菜: 消化に良い温野菜などを適量摂りましょう。
  • 揚げ物や脂質の多い食事は、消化に時間がかかり、トレーニング中にお腹が重くなる原因になるため避けましょう。
  • 食べすぎると眠くなったり、お腹が痛くなったりするので、腹八分目を意識します。

筋トレ1時間前:すぐにエネルギーになる「補食」を摂る

  • 目的: トレーニング直前のエネルギーを補給する。
  • メニュー:
    • バナナ: 炭水化物が多く、素早くエネルギーになります
    • おにぎり: 手軽に炭水化物を補給できます。
    • エネルギーゼリー: 消化が良く、手軽にエネルギーを摂ることができます。
  • このタイミングで摂る食事は、消化が良く、すぐにエネルギーに変わるものが理想です。
  • 固形物が苦手な場合は、プロテインやBCAAなどのドリンクで代用するのも有効です。

参照:「補食について」日本陸上競技連盟公式サイト

筋トレ後の食事|超回復を促す「ゴールデンタイム」

「筋トレ後の食事|超回復を促す「ゴールデンタイム」」の画像

筋トレ後の食事は、傷ついた筋肉を修復し、成長させるための材料です。

筋トレ後30分〜1時間以内は、筋肉が栄養を最も吸収しやすいゴールデンタイムと呼ばれており、この時間に適切な栄養を摂ることが非常に重要です。

筋トレ後30分以内:プロテインと炭水化物を摂る

  • 目的: 筋肉の分解を防ぎ、超回復を促す。
  • メニュー:
    • ホエイプロテイン: 筋トレ後の素早いタンパク質補給に最適です。
    • おにぎりや和菓子: 炭水化物を摂ることで、インスリンが分泌され、タンパク質が筋肉に運ばれやすくなります
    • スポーツドリンク: 糖質を含むスポーツドリンクを飲むだけでも、インスリンの分泌を促す効果があります。
  • プロテインだけでなく、炭水化物を一緒に摂ることが重要です。これにより、筋肉の合成がより効率的に行われます。
  • このタイミングでは、固形物よりも吸収が速いドリンクタイプがおすすめです。

筋トレ後1〜2時間:バランスの取れた「主食」を摂る

  • 目的: 筋肉の修復を完了させ、疲労回復を促す。
  • メニュー:
    • ご飯・麺類: 主食となる炭水化物をしっかり摂りましょう。
    • 鶏肉・魚・牛肉: タンパク質を豊富に含む主菜を選びます。
    • 温野菜・汁物: ビタミンやミネラルも補給し、体のコンディションを整えます。
  • 筋トレ後30分以内の補給で終わらせず、その後もバランスの取れた食事を摂ることが大切です。
  • 揚げ物や脂質の多い食事は避け、和食中心のメニューを選ぶと良いでしょう。

筋トレと食事に関するQ&A

Q1. 筋トレ前に食事を摂るのが難しい場合はどうすればいい?

仕事や時間帯の都合で、筋トレ前に食事を摂るのが難しい場合は、エネルギーゼリーやバナナなど、手軽に食べられるものを活用しましょう。

何も食べない状態でトレーニングするよりも、少しでもエネルギーを補給した方が、パフォーマンスの低下や筋肉の分解を防げます。

Q2. ダイエット中でも炭水化物は摂るべき?

はい、ダイエット中でも炭水化物は必ず摂るべきです。

炭水化物を極端に制限すると、エネルギー不足でトレーニングの質が下がったり、筋肉が分解されてしまったりします。

ダイエット中のポイント
  • 筋トレ前後のタイミングで、玄米やオートミールなど、GI値の低い炭水化物を摂る。
  • 筋トレをしない日の炭水化物の量を少し減らす。

Q3. プロテインを飲むだけで筋肉はつく?

プロテインは、あくまで食事で不足したタンパク質を補うためのものです。

プロテインを飲むだけでは筋肉はつきません。筋トレで筋肉に刺激を与え、超回復の材料としてプロテインを飲むことで、初めて筋肉は成長します。

まとめ

「まとめ」の画像

今回は、筋トレ前後の食事メニューとタイミングの正解について解説しました。

まとめ
  • 筋トレ前:
    • 3時間前: 消化の良い主食(白米など)とタンパク質を摂る。
    • 1時間前: バナナやおにぎりなど、すぐにエネルギーになる補食を摂る。
  • 筋トレ後:
    • 30分以内: プロテインと炭水化物を摂る「ゴールデンタイム」。
    • 1〜2時間後: バランスの取れた食事で、筋肉の修復を完了させる。

筋トレと食事は、車の両輪のようなものです。

この記事を参考に、正しい食事法を実践して、あなたのトレーニング効果を最大限に引き出し、理想の体を手に入れましょう!